検討:日本ダービー

予想

ついにダービーが来るね。
さて、今回は。そのダービーについての検討をしてみようか。
の前に、まずは当ブログの予想に対するスタンスをこの場を借りて。

予想でなくて検討である理由

当ブログでは予想行為は控えめにしようと思っているので、検討という言葉を選ばせてもらっている。
予想というのは直前に変わることもあるものだし、ブログに書いてしまうと責任を取りにくいということもあるので。

さらに、予想を書いてしまうと当然参考にしてくださる方々は出てくると思う。
そのような方は、おそらく自分の予想に自信が持てないレースがあったりして、参考として他の方の予想を探しておられるのだと思う。
ハッキリ言って私の予想はほとんど当たらないので、そういう方を惑わすようなことは避けたい、という気持ちもあるのだ。
さらに性質の悪いことに、「ほとんど当たらない」のはそうなのだが、「惜しいところまで迫る」ことは多々あるので、逆神としての使用方法もオススメできない。残念だが。

そんなわけで、気楽に考えを述べられる場、として検討という言葉を使わせていただいている。
承知いただきたい。

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ではダービーについての検討

今回は、過去のダービー出走馬になぞらえる形で考えていってみよう。
そう、歴史は繰り返すのだ。

アルアイン

高速皐月賞を正攻法で制覇したという共通点からはロゴタイプか。
ロゴタイプの勝ち時計は1.58.0。これもまた破格。

アンライバルド(1.58.7:4角ワープ)、ディーマジェスティ(1.57.9:大外強襲)は脚質的に不一致。
ドゥラメンテ(1.58.2)は規格外。
あとは少し古いが、ダイワメジャー(1.58.6)とノーリーズン(1.58.5)がイメージ的に近い。

規格外のドゥラメンテ以外では高速皐月賞をクリアした馬はダービーでは馬券に絡まない(ディーマジェスティはギリギリ3着)。
これは、高速皐月賞の適性がマイル寄りであることと、やはり早い時計での決着のダメージが大きいことに起因するのだと思う。

ペルシアンナイト

ディープインパクトの皐月賞4着だったマイネルレコルトのイメージ。
またはオルフェーブルの皐月賞2着だったサダムパテック
小脚が使えるパワー斬れ兼備マイラー。
もっと素直にフルーキーのイメージでもいいのだが。
あくまでクラシックに照準を合わせてモデルを形成するなら、高速皐月賞(ほぼ勝ちに等しい)馬として、アンライバルドか。
4角まくり適正が中山とマッチした結果だね。

ちなみに高速皐月賞の2着馬はエピファネイアやマカヒキなど王道血統の本格派が並んでいるが、これは高い自力で適正外の高速皐月賞を押し切ろうとするところを、適正抜群の馬に取りこぼした形だと思っている。なので、今回のペルシアンナイトとは少し違うか。

アドミラブル

少し物足りない相手の青葉賞を完勝したという意味ではゼンノロブロイか。
血統的にはディーマジェスティを思い出す。
ロブロイは器用な馬だったし、関東馬で輸送もそれほど苦ではなかったことを考えてどうだろうか。

今年の青葉賞は、序盤速め、中盤緩み、4角一団、少頭数。とまくりが鮮やかに決まる条件が揃い過ぎていた。
タイムは確かに優秀ではあるが見た目のインパクトほどのパフォーマンスではない。再輸送、強豪との対戦経験不足。どうなるだろうね。

レイデオロ

過去の馬で言うならエピファネイアが近いか。
ほぼ完璧な戦績から取りこぼした皐月賞。
ピンと弾ける脚はないが、ずんずんずんずん伸びてくる。急坂もこなす。ズブめオールラウンダー。
パワーはあるので雨は歓迎。
過去速い上がりは使っておらず、強い相手とも皐月賞で当たったのみ。
葉牡丹、ホープフルの勝ちっぷりは鮮やかだが、どちらも先行馬バッタリと止まったレース。
皐月賞は最後方で脚を溜めて、再内直線だけのロスを避けた競馬。距離が伸びて、と思わせるが・・・。

スワーヴリチャード

これはもうフサイチホウオー、もしくはウオッカ
天と地の差だと思うだろう?それがこの二頭、ダービー時点ではその評価逆だったんだよ。
鞍上に加えて、見せてきた切れ味。この末脚は、本物か紛い物か。ホウオーで終わるか、ウオッカになれるか。
楽しみな一戦。

サトノアーサー

毎日杯からの直行は前代未聞。上位入線馬で唯一近いのが、前走阪神1600mだったウオッカか。
とか言いながら、ヒストリカル(18着)がそのローテーションだったりする。
順調に使えないことはどう見てもディスアドバンテージであるが。末脚や潜在能力は一級品。
昨年サトノを負かした川田が、サトノの馬を駆りどういう結果を残すか、楽しみではある。
こちらもウオッカになるか、ヒストリカルで終わるか。

いったんここまで

上位人気馬については書けたかな?
中途半端な印象を残してしまったら申し訳ない。
今年に関しては、各馬の能力もそうだが、馬場読みが大きなウェイトを占めているので、結論は出しにくい。
そして異質なローテで臨む馬もおり、断定しにくい部分もあるんだ。
それでも、各馬の印象を持っておくことで、後ほど答え合わせと軌道修正が容易になるので、こういう形で書かせていただいた。

続きは時間があれば書くかもしれない。
が、下位人気馬は需要も少なそうなのでw

では今回はこのあたりで。

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