これで勝てる!新馬券作戦を思いついたので発表する!

馬券作戦

もうかれこれ1年ぐらいは考えている作戦があった。だがそれを成功させるにはどうしてもメンタルが必要になる。そしてそのメンタルが私にはなかった。
そうこうしてるうちに 昨年は史上稀に見る敗北。今年も約1/10が過ぎたというのに未だ回収率70%を切っている。
ちょっとまじめに宣言することで、自分のメンタルの弱さを断とうと思う。

先に言っておくとこの方式で勝てるかどうかは結局のところ、予想の上手い下手にかかってくるが、予想は当たるのに馬券で勝てない方なんかは参考にしてほしい。

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昨年失敗に終わった馬券作戦

まずは失敗事例。やりたかったことは5倍の馬券を3連続で的中させる。しかもコロガシ。これだけである。1日通して3つくらい、 当たる5倍の馬券が見つかるだろうと高をくくっていたが、これが意外に難しい。難しいというか無理だった。

理由は先ほども述べたがメンタルである。

  • 自信のあるレースを待ちきれない。
  • 目標の5倍に合わせて予想してしまう。
  • 目の前のレースを我慢できない。

それに加えてコロガシは極度の精神力を必要とする。特に3コロ目は、ビビる。このチキンハートには安易なものではなかった。たった2回といえども積み上げてきたものが一発で崩れるのはなかなか堪える。

このコロガシは倍率的には5×5×5で125倍になる。万馬券を一点的中するよりは簡単だと今でも考えている。だが、失敗が続いたり、1点目で終わったときの切なさがツラい。

というわけで考案したのが、リスクを抑えた新馬券作戦である。

冷静(リスクヘッジ)と情熱(最大効率)のあいだ

まずはわかりやすく例を挙げて考えてみよう。

手元に1万円があり、目標が5万円であった場合、どうするのが最も効率が良いか。
もちろん一番自信のある5倍つく馬券の1点買いが一番効率がいい。1日見渡して、一番自信があるレースの一番人気のある馬券を買えばいい。厳選に厳選を重ねた5倍の馬券なので、仮に的中率が50%であるとしよう。

この場合の期待値は5×50%×1万円で25,000円となる。期待値は25,000円だが、ゼロになる確率は50%である。

この期待値を変えずに、ゼロになるリスクを下げる方法がある。

投資を二つに分けるのである。
これも同じく厳選に厳選を重ねた5倍の馬券を、別々のレースで二つ用意する。

それぞれのレースをA,B とし、 それぞれに5000円ずつ用いる。

パターン1:両方とも当たった場合
A)5,000円×5=25,000円
B)5,000円×5=25,000円
計)50,000円

パターン2:Aのみ当たった場合
A)5,000円×5=25,000円
B)5,000円×0=0円
計)25,000円

パターン3:Bのみ当たった場合
A)5,000円×0=0円
B)5,000円×5=25,000円
計)25,000円

パターン4:両方外れた場合
A)5,000円×0=0円
B)5,000円×0=0円
計)0円

4パターンなので上記のような組み合わせになる。それぞれの発生確率は等しい。

この場合期待値は25,000円のままで、ゼロになる確率を50%から25%まで減らすことができる。
先程までは、2回に1回は負けになってしまっていたが、今回の方法では4回のうち3回は勝ちに回れることになる。

目標の5万円に届く確率は下がってしまうが、負けるリスクを大幅に減らす。これが分散投資のリスクヘッジである。

もっともっと分散すれば良いのでは?

ここが今回の理論のミソである。分散すればするほどゼロになる確率は下がるが、以下の問題が発生する。

  • 確実に当たる(と思われる)自信のあるレースがそんなにたくさんない
  • いくつか当たってもマイナスになる可能性がある

今回のように5倍で設定するのであれば大きく分けても5つまで。5つまでであれば、1つ当たればマイナスを回避できる。だがそのぶん勝ちに回る可能性も下がってしまう。目標金額の5万円を目指すためには5つ全て当てなければならない。

どれだけ自信のある5レースでも、それは無理だ。
そんなことできる人はこんな文章を書いていないし、この文章を読んでもいない。

というわけでまずここでは2つのレースに資金を分散する方法を紹介した。

このあたりが狙いやすいかと5倍の馬券を設定したが、4倍でも3倍でも自分の確実に取れる倍率の馬券を設定してもらえると良いかと思う。

課題が一つ

ここまで読んでいただいた皆様はお気づきだと思うが、そうこの作戦。跳ね上がらないのである。5倍3回コロガシを企んでいた者にとって、期待値2.5倍というのは非常に物足りない。

そこでプラス1を考案した。

幻の3レースルール

先ほどのパターン1から4までにそれぞれ分岐を与える。事象は以下になる。3レース目をCとして記載する。

パターン1:

A)5,000円×5=25,000円
B)5,000円×5=25,000円
計)50,000円

目標金額の50,000円は達成しているので、無茶をしない。 涙を飲んで3レース目のCを見送る。3つ選んで3つとも当たるなんか無理だって。いや、ほんとに。

パターン2、パターン3:

25,000円が手元にあるので、10,000円を3レース目に投資する。
的中確率50%であるので、2回に1回50,000円が上乗せされる。
つまり、回収額は
25,000-10,000+50,000=65,000円
となる。

ハズレた場合も15,000円は抜いているので、5,000円勝ちで終わることができる。明日も翌週も競馬はあるのだ。焦ることはない。

パターン4:

0は0なので、どうしようもない。滝にでも打たれて反省する時間に充てた方がいい。

つまり、パターン2と3が25,000円回収から3レース目を経て、65,000円回収パターンと15,000円回収パターンに分岐するわけだ。

期待値は以下となる。

(50,000+65,000+15,000+0)÷4 = 32,500円。先程の期待値が25,000円であったことを考えれば、1レース増やすだけで期待値を上げることができている。

3レース目がA,B同様に均等買いであれば、期待値は変わらない。それを3レース目時点の収支で分岐させることにより、全体の期待値を2.5倍から3.25倍へ上げている

まとめ

どうだろうか、勝てる気がしてきたのではないだろうか。数字のトリックというわけではないが、ここの机上の空論に関して言うと一番大きなハードルとして「5倍の馬券が確率50%で当たる」という部分に収束する。

5倍の馬券を50%で当てるということが目的ではない。50%の確率で当てられる馬券を探すということ、レースを絞るということ。これが目的になる。

確実に当てられるレースといえどもそれでも半分は外れるという設定で計算をさせていただいた。この馬券作戦の骨組みは3レースの均等配分ではなく2レースに全力投球した後のサドンデスとしての1レースの用意。ここにある。この3レース目の取捨が期待値を大きく上げる作用を持っている。

上記パターン1からは3レース目には遷移せずケンとしたが、3レース目に突っ込んでいくと、期待値をさらに上げられる。
だが、個人的な馬券予想の精度から、絶対当たると思った3レースでもせいぜい2つしか当たらないものだという経験則があり、そこまでは行かないように設定している。強気な方はこの先を設定してみて欲しい。

ちなみに、この馬券法のミソとしては、5倍というのは大きな意味を持たない。それそれが自信のある倍率で設定してもらえれば良いと思う。当然ではあるが2倍以下ではあまり話にならないのだが。

一日3レースだけで我慢できることなんてめったにないと思う。競争が成立しており、馬券が売られており、買う手段があるのだから我慢なんてできるわけない。
が、そういうレースは100円だけとかで凌いでいきたいと思う。

均等配分ではなく、コロガシでもなく。今回のように状況で分岐する3レース目を設定するなど少しの馬券作戦で期待値を上げることができるという紹介をさせていただいた。紹介というか、決意表明である。
今週から頑張る。いや、ほんとに。コツコツ。

少しでも参考になれば幸いである。では今回はこの辺りで。

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