ついに判明!足し算馬券は都市伝説なのか!?

馬券作戦

こんばんは。
今日は、巷で噂の足し算馬券の真相に迫りたいと思う。
ちゃんと集計しているデータがなかったので、これはちょっと良いデータになるかもしれないよ。
馬券の役に立つ結果になればいいんだが。

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足し算馬券とは

1着から3着までの3頭の馬番が、a+b=cみたいになる組み合わせのこと。
1番・3番・4番で三連複が1-3-4となったとき、これは足し算馬券。(1+3=4)
ちなみに、今回の足し算馬券は、順不同で捉えている。1→3→4で決まっても、4→1→3で決まっても、足し算馬券。4=1+3だからね。

足し算馬券で当たるの?

それを調べるのが、今回の趣旨なわけだが(´・ω・`)

実はこの作業に入るにあたって、このテーマを調べようと思った原因があるので聞いてほしい。

先週、3-8の二軸で三連複を買っていたのに、買ってない11が入って、3-8-11の見事足し算馬券となったのが、土曜京都2R。
「また足し算馬券かー」なんて思っていたんだが、そのあと、中京6Rで全く同じ目にあって、こちらは三連複3万馬券!

その他にも土曜日はやたらと足し算馬券が目についた。が、特にこの同じ目で同じ取りこぼし方しただけに、流石の私も堪忍袋の緒が切れたわけだ。

足し算馬券はサインだ!JRAの陰謀には屈しない!罪は暴いてやる!

ちなみに、その土曜の足し算馬券決着は9R。36R中9Rが足し算馬券決着。これは多い気がするよね?

今夜調べてみました

集計データは2016年1月1日~2018年1月21日。最新版である。

まず理論値

足し算馬券の理論上起こる確率 = (足し算になる三連複組み合わせ)÷(全三連複組み合わせ)
これを各頭数で算出していった。

計算は割愛するが、計算過程など中身を詳しく知りたい方はこちらを見てほしい。

結果から言うと以下になる。

足し算馬券発生確率
頭数 全組合せ数 足し算 組合せ数 確率
5 10 4 40.0%
6 20 6 30.0%
7 35 9 25.7%
8 56 12 21.4%
9 84 16 19.0%
10 120 20 16.7%
11 165 25 15.1%
12 220 30 13.6%
13 286 36 12.6%
14 364 42 11.5%
15 455 49 10.8%
16 560 56 10.0%
17 680 64 9.4%
18 816 72 8.8%

一応、グラフもつけてみる。

頭数が多くなればなるほど、足し算馬券の発生確率は落ちてくる。
ここまでが理論値。
大体10%くらいの発生確率があることは確認できた。

では実際の発生数

足し算馬券発生数
頭数 レース数 足し算 発生数 確率
5 2 0 0.0%
6 17 4 23.5%
7 44 4 9.1%
8 122 17 13.9%
9 231 46 19.9%
10 331 44 13.3%
11 379 52 13.7%
12 572 62 11.8%
13 512 57 11.1%
14 656 76 11.6%
15 799 85 10.6%
16 2780 278 10.0%
17 116 7 6.0%
18 609 57 9.4%

上の理論値と見比べてみて貰えば分かるが、概ね理論値か、それ以下という結果になっている。
一応、その比を並べてみる。

実発生数と理論値の比(100%で理論値通り)
頭数 足し算発生数/理論数
5 0.0%
6 78.4%
7 35.4%
8 65.0%
9 104.5%
10 79.8%
11 90.5%
12 86.3%
13 88.4%
14 100.4%
15 98.8%
16 100.0%
17 64.1%
18 106.1%

まとめ

というわけで、軒並み、理論値通り、もしくは理論値以下の結果となった。
つまりは足し算馬券は都市伝説!というロマンもなにも無い結果である。
もしかすると、「足し算馬券になると配当が跳ね上がる」や「特定の騎手が足し算馬券起こす可能性が高い」という事実もあるかもしれないので、今後も何かネタはないか注意してウォッチしていく。

完全オカルト否定の結果となったが、これだけは覚えておいてほしいのが、「足し算馬券はなんだかんだ10%強の割合で発生するので、変に毛嫌いせず見守ってやってほしい」ということ。
そういう意味では、やっぱり土曜日は発生しすぎだったね。

では今回はこのあたりで。

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